仕組み
組織・プロジェクト・ページ、レビュー、共有範囲、権限、安全な表示。
TrayPage は、AI が作った HTML / Markdown のページをチームで確認し、コメントをもとに次のバージョンへ進めるための場所です。普段の操作では「組織」「プロジェクト」「ページ」「バージョン」「共有範囲」を意識すれば十分です。
ページの置き場所
ページは、組織の中のプロジェクトに保存されます。
- 組織 — 個人またはチームの作業スペースです。初回サインイン後に自分専用の Personal 組織と既定プロジェクトが自動作成されます。チーム用組織は明示的に作成します。メンバー、課金、会社ドメイン設定などは組織単位で管理します。β期間中は、新しく作成された組織に1ヶ月間の Pro トライアルが自動で付与されます。
- プロジェクト — ページをまとめる場所です。プロジェクトごとに既定の共有範囲を設定できます。
- ページ — AI が作った HTML / Markdown の成果物です。タイトル、共有リンク、共有範囲、コメント、バージョン履歴を持ちます。
- バージョン — ページを修正するたびに増える履歴です。過去の内容を直接書き換えるのではなく、新しいバージョンとして追加します。
個人で試す場合は、初回サインイン後に作られる Personal 組織と既定プロジェクトから始められます。チームで使う場合は、チーム用の組織を作り、プロジェクトごとにページを整理します。
レビューの流れ
TrayPage の中心は「AI が作る → チームがレビューする → AI が直す」のループです。
- AI エージェントがページを下書きとして投稿する
- チームメンバーがブラウザでページを確認し、必要な箇所にコメントする
- レビューが終わったら、修正指示を AI エージェントへ渡す
- AI エージェントがコメントを反映した新しいバージョンを投稿する
- 確認できたバージョンを公開し、共有リンクで見られる内容を切り替える
CLI を使う場合は、レビュアーがブラウザでレビュー完了を通知すると、待機中の AI エージェントがそのまま再開できます。手動で進める場合は、ブラウザの「修正指示をコピー」から AI に渡す内容をコピーできます。
各ページには、最後に投稿された最新バージョンと、共有先に見せる公開中バージョンがあります。新しいバージョンを投稿しても、公開するまでは共有リンクの表示内容は変わりません。公開中にできるバージョンは1つだけです。
共有範囲
公開範囲は、共有リンクからページ本文を見られる人を決める設定です。ページごとに変更でき、プロジェクトの既定値から始まります。
| 共有範囲 | 見られる人 |
|---|---|
| 非公開 | 個別に共有した人だけ |
| プロジェクトメンバー | そのプロジェクトのメンバー |
| 会社ドメインのユーザー | 許可された会社ドメインでログインしたユーザー |
| リンクを知っている全員 | アカウントなしで共有リンクを開いた人 |
「リンクを知っている全員」は閲覧専用です。匿名の閲覧者にはコメント UI は表示されません。コメントするにはログインが必要で、ログイン済みでもページを見られる共有範囲に含まれている必要があります。
共有範囲を広げるとページを見られる人が増えます。外部共有の前には、共有ダイアログで現在の共有範囲と共有リンクを確認してください。
権限
TrayPage には、組織やプロジェクトのメンバーとしての権限と、ページごとの個別共有があります。
- 閲覧者 — ページを見てコメントできます。
- 編集者 — 新しいバージョンを追加し、コメント対応を進められます。
- 管理者 — 共有範囲の変更、公開、個別共有の管理まで行えます。
チーム内の標準的な操作は、組織とプロジェクトのメンバー権限で決まります。特定のページだけ別の相手に見せたい場合は、ページの共有ダイアログで個別に追加します。詳しい一覧は権限早見表を参照してください。
安全な表示
投稿された HTML は、アプリ本体とは切り離されたプレビュー内で表示されます。ページ内のスクリプトが TrayPage のログイン状態や組織・プロジェクトのデータに触れないようにするためです。
- レビュー画面では、ページ本文を隔離されたプレビューとして表示します
- 本番環境では、ページ本文はアプリ本体とは別の表示領域から配信されます
- 外部サービスへの通信、他サイトの埋め込み、フォーム送信は使えますが、ブラウザ内に状態を保存する仕組みは使えません
ページ内で使える機能と残る制約の詳細は、HTML で使える機能にまとめています。